お部屋選びのポイント①・・・『部屋の向き』

公開日：2017年07月05日

　新潟県も梅雨入りして、雨の日が多くなってきましたね。この間の大雨にはヒヤヒヤさせられました。柏崎市でも避難を余儀なくされた方や、土砂崩れも実際にありました。本当に自然の力は恐ろしいです。

　お部屋選びのポイントとして、お部屋の向きを取り上げてみました。これも自然の力、太陽の力が大きくかかわってきますよね。日当たり、風通しなども考えながら書いてみます。

南向きのお部屋

　南向きのお部屋は、太陽が出ている間はずっと陽が当たり続けるので、日中の日当たりがとても良いです。

一番の大きなメリットは洗濯物が良く乾くことだと思います。梅雨時期のような雨の日が続いて洗濯がその間出来なくても、晴れた日に一気に乾かすことが出来るのが嬉しいポイントです☆

また、日光がたくさん当たるので、部屋の温度も高くなり冬場でも暖かく過ごすことが出来ます。寒がりな方にはおすすめの方角です。デメリットとして、逆に夏場は暑くなり易いため、暑がりの人は冷房代がかさむ可能性があります。

部屋の中で1番人気な方角の為、家賃が他の部屋よりも高く設定されている場合があります。西向きのお部屋もそうですが、日当りの良い部屋は、木製の家具や書籍、クロスも傷めてしまう原因にもなります。

東向きのお部屋

　東向きのお部屋は太陽が昇る方角なので朝方の日当たりが良いです。家具の配置によっては太陽の日差しで気持ちよく目覚めることが出来ます。朝型の人には向いていますが、朝はゆっくり寝たい！という方には不向きかもしれません。ですが、夏場は日光の入る時間が少ないので、比較的涼しく過ごすことができますよ。

　前の日の夜とか朝に洗濯物を干しておくと、仕事やお出かけから帰って洗濯物を取り込むことができる？と思います。

　朝の日差しで部屋が暖まりやすいので、冬場でもお布団から出て、朝から活動がしやすいです。午後から日当たり悪くなるので部屋が暗くなったり、一温度が下がることもあります。

西向きのお部屋

　西向きのお部屋は東向きの反対で夕方の日当たりが良いです。東向きのお部屋とは逆で、朝起きるのが大変という方には向いている方角ですが、朝は日差しが当たらない分冷えることがあります。

　洗濯物は午後から干しても乾きやすいのがポイントです☆朝忙しくて遅くなった場合も焦らなくても安心できます。

　夕方の日差しが差し込むので夜は比較的お部屋が暖まりやすく、暖房代が節約できます。その為、日中はあまり家に居ない人にも向いているお部屋です。カビの発生しにくいお部屋です。

　南向きのお部屋もそうですが、日当りの良い部屋は、木製の家具や書籍、クロスも傷めてしまう原因にもなります。

北向きのお部屋

　他の3方角と比べると日当たりが悪いと言われています(周辺の建物状況によっても変わります)。日当たりが悪くあまり人気がない点から家賃が数千円、安く設定されていることもあります。ですが、北側からくる光は「間接光」で、夏場でも日光がやわらかく感じられ、陽の光が一定なため時間の感覚を感じにくく、集中したい時やリラックスしたい時などはおすすめです。

　洗濯物が乾きにくいと思います。ですので、乾燥機を使ったり、風通りが良ければお外に干したりするのがおすすめです。

　北向きのお部屋は冬場は北風が窓に吹き付けるため、結露や湿気が多くなりがちです。湿気が多くなると空気も悪くなり、カビが生えやすいデメリットがあります。

　換気や掃除をこまめにしないといけません。放っておくとカビが発生しやすくなります。ですが、陽が当たらない分、クロスや本などが日焼けしにくいというメリットもあります。日中に直射日光が当たりづらいため、日光によって木製の家具や書籍類が傷むことはほとんどありません。

　北向きのお部屋でも、南側に大きな窓があれば開けておくと風通しが良いです。