お部屋選びのポイント③・・・『お部屋の内覧』

公開日:2017年10月23日

 まず、物件資料やインターネットでいくつか(できれば多くても4つくらいに絞れると〇)気に入った物件を見つけます。そしたら次は実際に物件を内覧してみましょう!

 

内覧時にあると良いもの

●メジャー

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 引越しをする際に、荷物は入り口から運ぶ場合がほとんどです。入口の大きさを計らないと、引越し当日に”荷物が入らない!”などのトラブルになってしまいます。もうちょっとで入るから無理やり入れちゃえ!とやってしまうと、ドアや壁にこすれ跡がついてしまい、退去時に修理費用を請求されることにもなってしまいます。

 冷蔵庫が置ける幅奥行きがあるかどうか、カーテン(レール)の長さ、収納の奥行・ハンガーポールまでの高さ(長いコートがきちんと掛けられるかどうか)、靴箱の高さ(女性の場合ロングブーツが収納できるかどうか)、なども測っておくと良いと思います。

●カメラ(スマートフォン)

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 お部屋の情報を映像として情報に残しておき、後で確認できます。

 

 

◇お部屋の広さ

 HPの”〇畳”というところでもお部屋の広さを見ることができますが、〇〇㎡という面積を見ると広さがきちんと分かります。ただ、この面積は、キッチンやトイレなどを含んでいる場合がほとんどなので、居室に広さがあるか、目で見て体感しておいた方が良いと思います。実際見てみると、表示面積よりも広く感じる、といった情報も得られることもあります。

 内覧の際にはメジャーを使って、どれくらいの大きさの家具家電を設置できるかチェックしておきます。

 

◇陽当たり

 以前お部屋の向きについて書きましたが、目の前に大きな建物があると、南向きでも日当たりが悪かったりすることもあるので大切です。

 

◇汚れ・傷

 壁、床、天井など、内装の汚れや傷をチェックし、気になる部分に関しては入居前に修理してもらえるか確認します。退去時のトラブルを防ぐため、日付入りで写真に収めておくと安心です。修理はしなくても、退去の際に自分がつけたことにならないようにするためです。

 

◇カビ・結露

 お部屋の向きや建物の構造によって結露やカビが発生することがあります。新潟は雪が降り、外は寒く湿っていてお部屋の中は暖かく乾燥しているので、結露は発生しやすいです。しかしお部屋によっても違うこともありますので見ておいた方が良いと思います。(次回かその次はカビ対策について書きたいと思っています(^-^))

 

◇窓

 開閉して建て付けを確認したり、カーテンの取り付けを考慮してサイズと数を確認しておきます。角部屋の場合、窓が1カ所増えることもありますので、チェックしておきます。 

 

◇ドア

 玄関ドア・室内ドア・収納扉などがきちんとスムーズに開くかどうかチェックし、ドアに関しては、引越し当日に困らないように寸法を測っておきましょう。意外と盲点なのが、ドアがどのくらい開くかです。目いっぱい開くドアなのか、90度角か、それよりも開きが小さいか、などもチェックしておくと良いと思います。

 

◇収納スペース

 クローゼット(ハンガーポールの高さも)・押入れ・シューズボックス・台所の引き出し・洗面台があればその収納スペースを採寸しておくと、引越し前に整理用品を準備しておくことができます。

 

◇水回り

 キッチンであればコンロの形状や冷蔵庫置き場、洗面室があれば洗濯機置き場を確認します。

 

◇コンセント・端子

 家具家電をどのように配置するか、具体的にイメージしながら、コンセント/端子の位置・高さ・数をチェックしておきましょう。

 

◇騒音

 アパートは「集合住宅」です。お隣や上階の方の生活音が聞こえて当たり前といえば当たり前です。夜勤で夜や朝に帰宅する方もいます。しかし実際に住んでいる方の音が度を越しているような場合(夜に楽器を弾いている、とか夜お友達と騒いでいる)は、自分の生活に支障をきたしてしまうかもしれませんので、確認しておいた方が良いと思います。それから、電車や車、工場の操業音など、外の音がどのくらい聞こえるのかもチェックしておくと良いと思います。

 

◇匂い

 前の入居者が喫煙者の場合は、タバコの匂いが残っているかもしれません。たまにですが、下水の匂いがすることがあります。原因は物件の欠陥ではない場合がほとんどです。水かさを増やしてあげるとおさまったりすることもありますが気になる方はチェックしておいた方が良いと思います。

 

◇傾き

 新築や築浅の物件だと傾きはほとんどないと思いますが、年数が経っていたり地震に見舞われている物件は傾いていることがあります。不動産屋さんが気づいていれば教えてくれます。気づかなければ支障がないと思いますが、あれっ?と思ったらビー玉や卓球のボールを転がしてみても良いかもしれません。

 

◇交通アクセス

 以前にも少し書きましたが、物件資料やHPに記載されている分数は、徒歩1分=80mで換算していることが多いです。目的地までどれくらい時間を要するか、実際に歩いたり、車を運転して確認してみると良いかもしれません。バスなどの公共交通機関を利用する場合は、通勤時間帯の本数や終電時間や自転車の場合は駐輪場などもチェックしておきます。

◇物件状況

 内覧は日中にする方が多いですが、きちんと把握したいときは、暗くなってから、とか朝方などの状況を見てみるのも良いかもしれません。

◇近隣施設

 コンビニ・スーパー・病院・ポスト・交番・ドラッグストアなど、生活に不便がないか確認しておきましょう。

 

 

 お部屋探しは、意外と大変なものです。たくさんのお部屋を見ているうちに疲れてきてしまって、このお部屋で良いや、となってしまったりもします。自分の希望に全て合ったお部屋はないかもしれません。

 こっちのお部屋はここが良いし、でもこっちのお部屋はこれがあるんだよな~と悩む方がほとんどです。その悩みを少なくするためには、初めに自分の希望に優先順位をつけておくのが良いと思います。 

 アパートは賃貸なので、もしどうしても嫌になったら退去すれば良いです。ただ、再度お部屋探しをして、次に住むアパートの契約時にはまた契約金の出費することになってしまいます。1年とか半年居住しないと違約金が必要になる物件もあります。

そうなってしまうと時間もお金もかかるので、できればご自分に合うお部屋を、ちょっと大変だけれども見つけた方が良いのはでないでしょうか(^_-)-☆

 

 

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